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語学留学
専門英語や語学+αの多彩なコースを提供 多くの移民を受け入れてきた経緯から英語教育が盛んで、語学学校は政府によって一定のレベルが保たれている。ツーリズムなどの分野で必要とされる専門英語を学ぶコースや、豊かな自然でサーフィンなどを楽しむアクティビティーコースも充実。ワーキングホリデー参加者対象のコースもある。 |
【英語力】 | 不要(コースによっては条件あり) |
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【留学先】 | 私立の語学学校または大学付属の語学研修機関 |
【期間】 | 1週間~1年間 |
【費用】 | 13万~25万円/月(授業料・宿泊費込み、航空運賃除く) |
インターンシップ / ボランティア
英語で仕事&ボランティア体験 インターンシップの機会は、ビジネス、ホテル、チャイルドケアなどの分野で多い。日本語学習者が多く、日本語教師アシスタントが体験できる機会も豊富。ボランティアでは、老人介護のほか動物・自然保護活動など自然が豊かな国ならではのボランティアもある。 |
【英語力】 | インターンシップ:中級以上(TOEIC600~)。職種によっては実務経験が必要。英語力が不足している場合は、語学学校で学ぶ。 ボランティア:日常会話程度 |
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【留学先】 | 語学学校の英語コースと組み合わせたものもある |
【期間】 | インターンシップ:1カ月~1年間、ボランティア:1週間~ |
【費用】 | インターンシップ:150万~200万円/年、ボランティア:14万~20万円/週(宿泊費込み、航空運賃除く) |
ワーキングホリデー
2回目のワーキングホリデーが可能 一定の制限はあるものの、1年間の滞在中に学校に通ったり、アルバイトもできるワーキングホリデー。広大な土地を旅行したり、趣味のサーフィンに没頭したり、過ごし方は自分次第。政府認定の農場で3カ月間働き、認定を受ければ滞在を1年間延長できる「セカンドワーキングホリデー」はオーストラリアだけの制度。 |
【英語力】 | 不要。全く話せなくてもOKだが、生活に英語が必要なので語学学校に通う人が多い。 |
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【留学先】 | 語学学校、専門学校など(ただし最長4カ月まで) |
【期間】 | 最長1年間(条件を満たせば1年間の延長が可能。同じ雇用主のもとで最高6カ月働ける) |
【費用】 | 100万~150万円程度/年(宿泊費・食費などすべて込み、航空運賃除く) |
【参加条件】 | 日本国籍を有する18~30歳(その他の条件は大使館ウェブサイト参照) |
専門・おけいこ留学
手軽にも本格的にも学べる環境が整う 仕事に生かす留学をするなら私立専門学校かTAFE(テイフ)と呼ばれる公立の職業訓練機関への専門留学が最適。人気分野はツーリズム、ホスピタリティー、ビジネス、通訳・翻訳、マッサージ、アロマセラピー、日本語教師・児童英語教師養成など。コースによっては大学編入も可能。おけいこ留学ではサーフィン、ダイビング、アロマセラピー、マッサージが体験できる。 |
【英語力】 | 専門留学:TOEFL iBT64~80(IELTS5.5~6.5) おけいこ留学:問われない場合が多い |
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【留学先】 | 語学学校、私立専門学校、TAFE(公立の職業訓練機関) |
【期間】 | 専門留学:6カ月~3年間 おけいこ留学:1週間~ |
【費用】 | 専門留学:110万~220万円/年、おけいこ留学:13万~30万円/週(授業料・宿泊費込み、航空運賃除く) |
大学・大学院留学 / 聴講プログラム
半年で取得できる大学院レベルの資格 39ある大学のうち37校が公立。日本の大学と違って1年目から専門分野を学ぶのがオーストラリアの大学の特徴。人気の専攻はビジネス、ホスピタリティー、言語学など。1学期~1年の聴講プログラムも盛んで、休学留学して英語以外も学びたい人に最適。大学院では半年から学べる資格コースもある。 |
【英語力】 | 大学:TOEFL iBT64~100(IELTS5.5~6.5) 大学院:TOEFL iBT100~(IELTS6.5~) 聴講プログラム:TOEFL iBT64~100(IELTS5.5~6.5) |
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【留学先】 | 大学、大学院 |
【期間】 | 大学:3年間 大学院:半年~2年間 |
【費用】 | 大学:150万~300万円/年、大学院:160万~300万円/年、聴講プログラム:150~300万円/年(授業料・宿泊費込み、航空運賃除く) |
看護留学
資格を取れば現地就職のチャンスも 大学の看護学部を卒業して登録機関に届け出れば現地で正看護師(Registered Nurse)として働くことができる。日本の看護師資格があれば大学の3年次に編入が可能。最短で半年、通常1年程度で卒業できる。TAFEや専門学校では大学編入コースや、医療英語、オーストラリア医療の基礎を学べるコースがある。 |
【英語力】 | 大学:TOEFL iBT64~100(IELTS5.5~6.5) 大学院:TOEFL iBT100~(IELTS6.5~) 専門学校・TAFE:TOEFL iBT64~80(IELTS5.5~6.0) |
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【留学先】 | 大学、大学院、私立専門学校、TAFE |
【期間】 | 大学:3年間(日本の看護師資格保持者は半年~1年間) 大学院:半年~2年間、専門学校・TAFE:6カ月~3年間 |
【費用】 | 大学:150万~300万円/年、大学院:160万~300万円/年、私立専門学校・TAFE:110万~220万円/年(授業料・宿泊費込み、航空運賃除く) |
小・中・高校留学 / 親子留学
小学校留学、親子留学先としても注目を集める 高校は全体の7割が公立校。生徒個人の個性を伸ばすことに主眼を置き、教育水準も高い。科目数が豊富でオーストラリアならではのワイン造りや、企業での仕事体験を行う学校も。小学生からの留学を受け入れる学校が多くあり、親が同伴できるビザもあるので小学校留学、親子留学先としても人気。 |
【英語力】 | 小・中・高校留学:学校による。留学生向けの語学研修コースを持つ学校もある。 短期留学・親子留学:英語力は問われない |
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【留学先】 | 語学学校、幼稚園、小学校、中学校、高校 |
【期間】 | 小・中・高校留学:1年間~卒業まで 短期留学:1週間~1カ月 親子留学:1週間~ |
【費用】 | 小・中・高校留学:130~250万円/年 短期留学:12万~20万円/週、親子留学(親子一組):13万~35万円/週(授業料・宿泊費込み、航空運賃除く) |
ホームステイ / 教師宅ホームステイ / ファームステイ
暮らしの中で文化と生きた英語に触れる 学校に通わず一般家庭に滞在して異文化を体験をするのがホームステイ。英語教師宅に滞在しながらマンツーマンで英語を学ぶ教師宅ホームステイもある。ファームステイは、牧場や農場に滞在して農作業を体験できるというもの。オーストラリアの大自然を満喫したい人におすすめ。 |
【英語力】 | 不要 |
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【期間】 | 1週間~4週間 |
【費用】 | ホームステイ:7万~9万円/週、教師宅ホームステイ:14万~20万円/週、ファームステイ:13万~20万円/週(授業料・滞在費込み、航空運賃除く) |
シニア留学
ロングステイのお試し留学に最適 移住先や日本と行ったり来たりの生活を送る滞在先として人気のオーストラリアには50歳以上向けのコースを持つ学校もある。長期間暮らすなら日常会話程度の英語を話せたほうがより現地生活も楽しくなるはず。将来のロングステイを視野に入れてお試し留学にチャレンジしてみては。 |
【英語力】 | 不要 |
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【学ぶ機関】 | 語学学校 |
【期間】 | 1週間~2カ月 |
【費用】 | 10万~20万円/週(授業料・宿泊費込み、航空運賃除く) |
シドニー
美しい港に面したオーストラリア最大の都市。大都市でありながら美しいビーチが多数ある。国内トップレベルのシドニー大学をはじめ、国内最大規模のTAFE NSW、私立専門学校、語学学校などの教育機関が豊富。
メルボルン
フリンダース駅をはじめとした建築がイギリス統治の面影を残す美しい街。名門メルボルン大学があり、大学・TAFE付属の語学研修コースも多数ある。オーストラリアのカフェ文化の中心でもあり、カフェや有名レストランも多い。
パース
緑に囲まれ、美しいビーチが連なるパースは年間を通じて温暖な気候。ほかの人気都市よりも日本人留学生数が比較的少なく、アジア系留学生率が高い。家賃は安めで、市内の一定地域内なら無料でバスに乗れるお得なシステムも。
ゴールドコースト
世界有数のリゾート地として知られるゴールドコーストは年間を通じて温暖な気候。世界的なサーフィン大会が開かれるサーファーズパラダイスをはじめ、マリンスポーツが楽しめるビーチが多数ある。
ブリスベン
国内第三の都市。街の中心を川が流れ、緑が豊かな「水と緑の街」。年間平均気温24℃と年中温暖で、晴れた日が多い。近年経済成長が著しく、人口も急増している。名門クイーンズランド大学やグリフィス大学がある。
ホームステイ
一般家庭に滞在費を払って部屋と食事を提供してもらう滞在形式。家族の一員として暮らすので、家族ごとの生活スタイルやルールに従う必要がある。
学生寮
大学の中には、キャンパス内に学生寮を持つ学校が多い。相部屋の場合が多く、バスルームや台所も共同使用。語学留学でも大学付属の語学研修機関に通う場合は、その大学の寮を利用できることもある。語学学校や専門学校では寮を持っている学校は少ない。
アパート
ステュディオと呼ばれるワンルームマンションのような所で一人暮らしをするのが一般的。プライバシーは確保できるものの、不動産業者と契約や交渉をするにはある程度の語学力が必要。
シェア
何部屋かあるアパートや一軒家を何人かで借りて共同生活をするフラットシェアまたはハウスシェアと、アパートの1部屋を親しい友人などと共同で借りるルームシェアがある。いずれも一人暮らしより費用が安いが、共同生活のルールを守れない人がいるとトラブルが発生することも。
ホテル・コンドミニアム
ホテルやコンドミニアムを滞在先に選べる場合もある。親子留学では、部屋で自炊ができてリビングやバスルームもあるコンドミニアムを選ぶ人も多い。
写真提供(一部):Miho Watanabe、アルクグローバルパートナーズジュニア留学センター、Tourism New South Wales